最近、耳にすることについて①
- GAN
- 6月30日
- 読了時間: 4分
更新日:7月4日
最近、聞かれる事があったので僕の意見を書くことにする。
これは世代間の違いや、「畑」の違い、考え方の違い、立場によって考え方が変わるので、あくまでも僕の経験してきた感覚での意見であることを分かっていて欲しいし、単純に「感覚として」どう思うか?の話なので、「善悪」の話でもないことを理解しておいてほしい。
それは、
「ナンバーイベント」
について。
最近、静岡でも始まったこのイベント。始まったばかりなので静岡の人にはあまり馴染みが無いが、東京、名古屋、大阪など人口の多い都市では1周回った感のあるイベント。
どういうイベントかというと、
イベントを企画、運営する会社、個人が、ある特定のダンサー数名(10〜20人程度でイベントの規模によって変わる)
に声をかけて、そのダンサーの振り付け(コレオグラフィー)作品を作ってもらい
披露するというイベント。

その特定のダンサー達は自分で造る作品に出演してくれるダンサー達を「自分で探して」、練習場所を確保し、リハーサルを数回行い、本番のステージを迎えることになる。
特定のダンサーはコレオグラファーとなり、時には自分も一緒に出演もする。
このイベントに関わる人間達の立場と役割を整理すると
・イベント企画、運営会社、または個人 =企画、運営、設営、 振り付けダンサーの確保、会計
・コレオグラファー= 作品作成、出演、参加メンバー、リハーサル会場の確保
・参加ダンサー=リハーサル、出演、参加費の支払い
の3役がほぼ、メインの登場人物。
順番逆になるけど、参加する側からの魅力(メリット)は、
・憧れの とか、先生の とかで、声をかけられたこと。
・振り付けしたダンサーと一緒に踊れること。
・出演するステージの会場が都心の大きなステージであったり、充分な照明、音響が整ったキラキラな環境であること。
・リハーサルから本番終了までやりきった満足感。
と、こんな感じだろうか。
参加にあたっての条件も勿論あるわけで、練習に参加する為のスケジュールの確保と参加費の2つ。衣装もあったりするか、、、。
スケジュールはやると決めたら確保するしか無いけど、参加費も決して安くない。
なんで安くないかって?
それなりのステージで出演するんですよ!照明ってなかなか高いですよ、なんなら会場代も!
で、その参加費にはチケットノルマ代も入っています。
僕は出演したことないので聞いた話だし、興味ないのですぐ忘れるけど、なかなかのチケット代金で複数枚になると思う。
要は、売れば戻って来るし、売れなけるば自分の持ち出し、ということになるね。
その後のチケットを売ったりとかは、参加する側の問題だから想像するにお任せして (無理矢理お誘いしないことをおすすめします、会場次第では遠いっす。)、
だから出演側は、なかなかハードルが高い!といって足踏みする人もいるだろう。
出るメリットをもう一度考えてみて、、、。
最終決定するにあたって「何?」が決めてになって、その答えになったのでしょうか?
で、僕にどうですか?って聞かれれば僕は「NO」です。
コレオも出演も参加もどの立場でも「NO」。
やりたい人の気持ちは、止めませんけど。
立場もあるので、イベント企画、運営側はある意味「YES」。
なぜなら、ちょっと意味合いは違うが「発表会」を企画、運営しているから。
唯一、分かる部分はこの立場だけど、分かるからこそ、イベントの内容の「質」も分かってしまう、、、。
うううううう、、、www
ぶっちゃけ、イベント企画、運営側はほぼ傷つかない。
なぜなら、それだけの枚数がチケットノルマについてるってことは、赤字にならないように計算されたノルマの枚数になっているから。
売れても売れなくても、観覧者が会場に来ても来なくても、チケット売れてるわけなので、、、。
で、冒頭で1周回った感っていったのは、
傷つかない側はどんどんやります。(ある意味、無敵!)
なので、これ系のイベントが乱立するようになり、「質」が悪くなり始めた。
最初にやり出した団体は、既にこの界隈から薄くなったか、ほぼ見えない気がする。
更に、それに伴う他への影響が出始めた。
続きは次にします。
HOOD GANszok
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