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  • 執筆者の写真GAN

メンタルの強さ





VELTOPIA が終わった後、


ジャッジメンバーと簡単な夕食をしました。



ジャッジ三様、それぞれが今のダンスシーンの最前線にいるのだから



尽きる話は無い。



せっかくブログにするのだから、美味しいところの話。



日本人ダンサーで世界で活躍できるダンサーは限られている。




HIRO も以外とヨーロッパのダンスバトルでの優勝は本人曰く


「少ない」(いやいや充分してますよ。汗)


と、、、。



ジャンルに限ってだけど、POPPIN は大阪の GUCCHON や KITE 。


B-BOY も日本人強い。




HIP HOP に関してはチャンピオンまで行くダンサーは残念ながらほぼ皆無。



今で言えば ソラキ がそれにあたるのか?




ただし、HIP HOP ど真ん中のバトルでは日本人はいない。



世界で通用する HIP HOP ダンスって?


って、素朴な疑問が立つ。





日本には独特なダンス文化があって



ヨーロッパのダンサーには、チーム活動 が無いようだ。


だから、振りを作ったり、覚えたり、って事が日本人よりもかける。



ダンスコンテストにチームで挑む、



ってことがようは無いわけだから。



だから、自然にバトルイベントが盛んになる。


バトルに特化したダンスになる。




それから、日本には早くから US のブラックミュージックやダンスカルチャー


が日本では広がって、日本人なりの「美」でダンスの良しが確立されてきた。



90sの音楽に合わせたダンス、新しいビートに合わせたスタイルのダンス、


時代によって変わるのは勿論だが、



日本人の気質である「繊細さ」は


アイソレーションのクオリティー、シルエットの美しさ、カッコ良さ


ちょっとしたブラックアメリカン達の仕草ですら研究、真似し、


自分のフィルターを通し、


ダンスやグルーブに変えて自分のスタイルを確立していく感じがする。



だからこそ、強烈なキャラクターは日本でウケやすい。


ただし、裏付けになる下積みがなければすぐに飽きられる。



その日本人が好むようなHIP HOPダンススタイルが海外でウケるかどうかは


そのダンサーの技量にもよるのだろうが、



ヨーロッパのダンサーも今や、技術も相当な感じに見えるから


また別な要素が必要になるのかも。




で、もう1つの要素がメンタルの強さ。



これはダンスでは無いけど。


HIRO が海外のバトルにエントリーし続けて思うことは



海外のバトル会場やその周辺の環境で、自分よりデカい体格差、圧倒的



なパワーの相手を前にいつものパフォーマンスができるのか?





通用するまで挑戦し続けられるか?



だと。



これができる日本人ダンサーが少なすぎると HIRO は言う。



どちらとも高いハードルだと思うが



海外の話から、自分やその環境の話にスケールを置き換えれば



納得できる話だ。




メンタルに関して言えば



最初は皆んな臆病だ。



最初からダンスバトルができるのは



よっぽどダンスが好きか、強いハートの持ち主か、怖いもの知らずか。。。




ダンスバトルを意識した瞬間からなぜかよく分からないプレッシャーを



感じる人もいるだろう。




でも、そこで活躍したければ、プレッシャーを乗り越えるしか無い。


そして、いつ勝てるかわからないバトルに挑戦し続けるしか無い


って事だ。




答えはいつも簡単。



諦めたり、逃げたり



を選ぶんじゃなくて


常に真っ向勝負。



常にこれを繰り返していれば自ずと強くなれる。



早い時期から、泥水をたくさん飲みながら


ゆっくり、1段ずつ進んでいけば良いと思う。



「楽しい」が勝って、そんなことすら気にならないぐらいになったら


無敵です!










(HOODstudioは静岡市にあるダンススクール、キッズダンススクール、ダンス教室、レンタルスタジオ、ダンススタジオです。)

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